
和室の種類と選び方
和室はくつろぎや客間、子どもの遊び場など、多目的に使える空間です。
快適で使いやすい和室にするには、畳の種類・小上がりの有無・収納・広さ・配置タイプをバランスよく考えることが大切です。
和室の種類・レイアウト
・畳の種類
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- 本畳(縁付き畳):伝統的な和室スタイル、落ち着いた印象
- 琉球畳(縁なし畳):モダンでリビングに馴染みやすい、掃除や配置がしやすい
・小上がり和室
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- 床を少し高くして腰かけられる空間に
- 下部に引き出しや収納を作ることで、空間を有効活用
- リビングの延長としても使いやすく、家族のくつろぎスペースに最適
・配置タイプ
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- リビング隣接タイプ:リビングとつながるため、開放感があり家族が自然に集まる空間になる
- 独立タイプ:来客用や趣味スペースとして集中できる空間。静かに過ごしたい場合に最適
・床の間・押入れの有無
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- 趣味のディスプレイや来客用布団の収納に便利
- 壁の素材や照明で雰囲気を演出
和室の広さの考え方
・快適に使える広さ:4.5~6帖(約7.3~9.9㎡)
・小上がりにする場合は、リビングとの兼ね合いで3~4.5帖程度に調整可能
・リビング隣接タイプの場合は動線や家具配置も考慮
設備・素材・便利ポイント
・畳素材
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- い草畳:伝統的で香りが良い
- 健康・防虫・防汚加工された和
・小上がり収納
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- 引き出しや下部収納で布団やおもちゃを整理
・照明・建具
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- 照明は落ち着いた光、障子や襖で空間に柔らかさを演出
収納の考え方
・押入れ:布団や来客用用品をまとめる
・小上がり下収納:普段使いのものや季節のアイテムを整理
・壁面収納・飾り棚:小物やディスプレイを楽しむ



