
キッチンの種類と選び方
キッチンは毎日の暮らしに欠かせない大切な空間です。
新築や注文住宅では、デザインだけでなく使いやすさ・収納力・動線を考えて計画することで、家事がぐんと快適になります。
キッチンの主な種類
・I型キッチン
壁付けに一直線に配置するシンプルなスタイル。省スペースで取り入れやすく、コンパクトな間取りにも最適です。
・L型キッチン
コーナーを利用してL字型に配置。作業動線が短く、調理や片付けが効率的に。ご家族で一緒に料理を楽しみたい方にもおすすめです。
・対面型(ペニンシュラ・アイランド)
リビングやダイニングに向かって調理ができる人気のスタイル。家族との会話が弾み、開放感のある空間をつくります。
選び方のポイント
・ご家族のライフスタイル:毎日しっかり料理をするか、時短を重視するか
・収納計画:調理器具や食器の量に合わせて適切な収納を確保
・素材選び:ステンレスは耐久性・清潔さ、人造大理石はデザイン性に優れ、空間の雰囲気になじみやすい
・設備機能:食洗機や浄水器付き水栓など、日々の家事をラクにする最新設備も検討ポイントです
キッチン設備のポイント
コンロ
・ガスコンロ:火力が強く、料理の幅が広がる。鍋や中華料理をよく作る方におすすめ。
・IHクッキングヒーター:安全性が高く、掃除もしやすい。小さなお子さまがいるご家庭に人気です。
食器洗い乾燥機
・スライドオープンタイプ(引き出し式)
国内メーカーで主流。腰の高さで食器を出し入れできるため、毎日の使い勝手が良く、少人数世帯に向いています。
・フロントオープンタイプ
海外製に多く、扉を手前に倒して食器を上下2段に収納可能。大容量で鍋やフライパンもまとめて洗えるため、料理好きやご家族の人数が多いご家庭におすすめです。
どちらも節水性能が高く、手洗いより水道代を抑えられるケースが増えています。
収納
・スライド収納:奥まで見やすく出し入れがしやすい。
・パントリー:食品や日用品をまとめて収納できるスペースがあると、キッチンがすっきり片付きます。
・吊戸棚:空間を有効活用できるが、使う人の身長に合わせた設計が重要です。







